2012/06/22
ファーストサーバ(first Server)がぶっとんだらしい。

タイトルはぶっとびねっとのインスパイアではないです。なつかしいですね。


Twitterが今日の午前2時くらいから止まっていたとか私的に熱いネタが放り投げられていますが、その裏で大惨事が起きているようですね。

ZDNet: レンタルサーバ事業のファーストサーバ、障害で顧客のデータを消失 http://japan.zdnet.com/datacenter/analysis/35018450/
INTERNET Watch: ファーストサーバのレンタルサーバーに障害、ユーザーデータの消失も
 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120622_541894.html
@IT: ファーストサーバで大規模なデータ障害、顧客データが消失
 http://www.atmarkit.co.jp/news/201206/22/firstserver.html
ASCII: ファーストサーバ、サービス障害でWeb・メールデータが消失
 http://tech.ascii.jp/elem/000/000/704/704142/

このように各社の記事タイトルを見ると、「顧客のデータ消失」という点について共通していますね。さて、何が起こったのでしょうか。

 http://www.fsv.jp/
こちらが件の「ファーストサーバ」さんのホームページです。障害直後は特にトップページに代わること無く値段とかが書いてあった覚えがありますが、今はリコール騒ぎとかでよくあるフリーダイアルのみが書いてあるページに差しかわっていますね。

ファーストサーバ Part4

http://logsoku.com/thread/toro.2ch.net/hosting/1289383184/

こちらは2chの私もよくお邪魔しているレンタル鯖板のファーストサーバ本スレです。



>58 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2012/06/20(水) 18:52:03.34 0
> ダウン…


ここから大惨事が始まりました。。。
普通、鯖屋さんというのはアップタイム(サーバが稼働している率。99.9%なら一日に1分少々だけ止まるかもねってこと。)を気にしていて、1時間もすれば大事なんです。
そして、ITサービスで大事が起こったときに皆が恐怖する、あいまいな告知。調査中という文字。

特に、このファーストサーバというのは一般的な個人ホームページ向け(このサイトみたいな)のホスティングだけではなく、業務用のサーバとしても動いています。
つまりeコマース(インターネットショッピングなど)で利用していたり、顧客情報を管理していたりもするわけです。
ニュー速(嫌儲)の関連スレの中のどこかであった切実な叫びを紹介します。

「顧客からクレームが来たんだけど誰かわからない」

恐ろしいですね、考えただけで胃がキュンとしちゃいます。。。
業務システムがサーバに乗っているということは、当然その情報DBもサーバに乗っかっているわけです。

そこで、こういう障害がでたらバックアップの登場です。鯖屋さんの本領発揮です。
先ほどの1時間もすれば大事というのは、サーバ管理者(ここではファーストサーバ)の仕事というのは、サーバが継続して運用されるように保守、運用・・・つまるところ、顧客から見ればサーバがうまく動いているか監視することです。(サーバのセットアップとかサービスの準備とかは置いといて)

各時点での担当者さんの心境はこんな感じだったんじゃないでしょうか。


1時間経っても復旧されない・・・仕方ない、何か不具合か。連絡しておこう。(20日18時)
6時間経っても復旧されない・・・原因が特定されない?ハハ、まさかね。(21日0時)
半日経っても復旧されない・・・さて、荷物まとめるか。(21日6時)
お、サーバ復活したぞ!・・・え、サーバ空っぽなんだけど・・・(21日7時)

この後、ファーストサーバさんから復旧できたデータについてはイメージがサーバに配置されているみたいなんですけど、とても不完全で、いわゆる削除データを復旧しようとしたときのような感じになってるみたいですね。このデータが来てる人と来てない人がいるような。

どうにも、こんなわけのわからない状況になったのは、

http://support.fsv.jp/info/nw20120620_01.html
>弊社メンテナンス作業において用いる特定の管理プログラムにバグがあり、お客様データが消失したことが判明いたしました。

とのことなんですが、バックアップまで消えちゃうってどういう管理プログラムなの。。。
(本データ消失→空っぽになったサーバのバックアップ作業開始→正常なバックアップの上に上書きなんてことじゃないでしょうけど・・・)

原因はわからないですが、とりあえずサルベージできるものと出来ないものが存在するのであれば、そんな感じなのかなーとしか素人考えではわかりませんね。

ともかく、これでサーバとは別の場所にバックアップをしていない(元々このサーバの売りで「バックアップ」の項目があった)ところはどうなっちゃうんでしょうかって感じですね。。。考えただけでも恐ろしい。


結論: 普段からバックアップはきちんと意識しましょう。


余談 :
普通、クラウドというのはAppleのiTunesやGoogle Appsなどに代表されるような「どこのサーバにアクセスしているかわからないけどどこかにデータがあり、どこかで分散バックアップされている」ようなイメージですが、今は違うみたいで、ただのASP、普通のSaaSやPaaSなどもクラウドと呼ぶみたいですね。
業務用サーバをクラウド()にすべて置くというのは、いざというときに大変なことになることを意味するんですね。。。

自宅のPCでも同じです。ちゃんとデータのバックアップは取りましょう!・・・かと言ってCDやDVDはメディアが劣化する可能性があるので、メディアに保存する場合はちゃんと That's(太陽誘電信者です!)と書いてあるメディアにしましょう。
結局デジタルデータってバックアップのバックアップのバックアップの・・・っていくらがんばってもこうなっちゃうんですね。

Template Design: © 2007 Envy Inc.