2012/05/21
マンチェスタ符号化と差分マンチェスタ符号化の違い。

調べ物していて出てこなかったので書き書き。

マンチェスタ符号化と差分マンチェスタ符号化の違いとは、ノイズ耐性です。
マンチェスタ符号化は"0"というデジタルビットを「10」という記号に、"1"というデジタルビットを「01」という記号に置き換えて通信を行います。
それに対して差分マンチェスタ符号化はデータの遷移をビットとして表します。この詳しい説明は参考文献を見てください。

で、何故ノイズ耐性があるのか。

マンチェスタ符号化はなんかしらのエラーが起こったら復元できません。
半ビット同期がズレた場合を考えましょう。そのとき、マンチェスタ符号は全てのビットが反転します(01を10、10を01と認識するため)。そして、その時フォローするための冗長性はありません。同期(ここでいう同期はクロック。ビットの位置ではない)はビットの遷移によってとり直せるのですが、どこを基準に01か10を判断するのか分かりません。

そして差分マンチェスタ符号化の場合。
何らかのエラーから回復する場合、同期は符号化のビット遷移によって取り戻せます。また、デジタルデータ2ビット分(マンチェスタ符号化での4ビット)を観測することで、ビット列の観測を開始することが可能です。

つまり、差分マンチェスタ符号は「極性を意識する必要」がありません。
しかし、直接的なマンチェスタ符号化に比べ、実現するためのハードウェアは複雑になります。


以上、もう少し分かりやすく知りたい方は2つ目の文献を見てください。全て載っています。

#符号化のことについてはググってください。一から解説はしてません。
#日本語文献が見つからなかったのでいわゆるメモ書きです。分かる人に伝える用です。


参考文献:
無線通信用のマンチェスタデータ符号化方式
 http://japan.maxim-ic.com/app-notes/index.mvp/id/3435
Manchester and Differential Manchester Code
 http://pcbheaven.com/wikipages/manchester_coding/



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